焼酎とお湯がまざったあとの温度が人肌ぐらいになると、焼酎の芳醇な香りとまろやかな風味がバツグン
焼酎でお湯割りを作るときは、お湯の温度も大切です。熱湯で割ると香りや風味が変になっておいしくなくなりますね。では、どのくらいの温度が良いのでしょうか。それは60度から70度くらいといわれます。すなわち、人肌ぐらいです。焼酎とお湯がまざったあとの温度が人肌ぐらいになるために、焼酎の芳醇な香りとまろやかな風味がバツグンだそうです。
焼酎のまろやかさをたのしみたいのなら、水焼酎というものがあります。その記事によれば、まず、蓋のしめられるビンのなかに、水をいれます。そして水と同じ量の焼酎を加えて、蓋をしっかりしめておきます。二、三日したら、びんから徳利などに入れて湯煎で人肌ぐらいにあたためて呑むと、何ともいえないくらい旨いらしいです。
ところで、焼酎をお湯割りにするときに、焼酎とお湯と、どちらを先に入れますか? どちらが先かで飲み口が異なることから、焼酎にこだわるひとにとっては非常に重大な問題です。
焼酎を先に入れると辛くなります。お湯を先にいれたときにくらべてアルコールの刺激が鼻や咽喉にくるので辛く感じます。反対に、お湯を先に入れると、まろやかで飲みやすくなります。それで好みによりどちらを先に入れるかを決めると良いですね。
焼酎を飲んでも太らないという噂がありますが、本当なのでしょうか。蒸留酒だからカロリーが低く、アルコールのカロリーは脂肪として蓄積しないからという理由ですが、しらべてみると、たしかに、焼酎のカロリーは低めです。日本酒とくらべても、同じアルコール量でカロリーを比較してみると、焼酎の方がわずかに低いです。でも、その差はわずかに約40kcalです。ご飯1杯が200kcalなので、5分の1杯の差です。だから、焼酎は太らないというのは正しいとはいえないようです。さらに、焼酎を飲みすぎると、肝臓でアルコールが分解されるときにできる中性脂肪が増えることの方が心配ですね。